ラムネ菓子USB-MIDIインタフェース2

前回は勢いに任せて作ってしまったのでいろいろと至らない点が多かったので、改訂バージョンを作ってみた。今回はちゃんとケース加工からBootloader経由のファームウエア作成まで計画的に行ったので、かなり満足できるモノができたので紹介する。

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気に入らなかった点は主に次の3点。

  1. ケースのフタがカタく、外すときにフチがヘロヘロになってしまって見た目がイマイチになった
  2. MIDI用のDINコネクタが基板でのはんだ付けのみの固定になっているので強度が不安、見た目も悪い
  3. 勢いで作ったのでMIDI-INのディスクリプタを消すのを忘れていた。よって、機能しないMIDI-INが存在する。しかも、フタが外れないので壊さないとファームの書き換えもできない

1.フタの取り外し方を確立させる
ケースのフタの取り方を工夫してヘロヘロにならないように気をつけながら外す。前回はフタがどのようについているのか分からなかったのでかなり無理をしたが、一度外せば仕組みがわかるので、今回は上手にばらすことができた。具体的には、ラムネを食べた後、フタを開けたまま楕円形に変形させながらこじれば取れる事がわかった。このやり方を確立させるまでにラムネ菓子3個完食したw

2.丸形のDINコネクタの使用
あちこちの部品通販サイトをチェックして写真のような丸形のDINコネクタを手に入れた。このコネクタは表からはめ込み式でケースに固定するような仕組みで、ラムネケースのフタの部分とちょうど同じくらいの径だったのでカッターナイフでフタを加工して写真のようにはめ込むことができた。あつらえたようにピッタリだった。しかも、しっかり固定されるので強度に対する不安はなくなった。コネクタが内部にかなり食い込むようになったので、標準のUSB-Bコネクタは大きすぎて使用できなくなったので流行りのマイクロUSBタイプに変えることになった。

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マイクロUSBコネクタを使用したら、これ用の穴も底のド真ん中に丸穴1個だけで済むようになるといううれしい副作用もあった。ド真ん中なので、フタを閉めるときの向きを気にしないでも済むようになった。

img_8441.jpg

3.MIDI-INのディスクリプタを削除
文字通りMIDI-INの記述をUSBディスクリプタから削除した。これで晴れてMIDI-OUTのみのデバイスとなった。

これらの改善をするに当たって追加して施したことは次の通り。

・ステータスLEDの穴を開けない仕様にした(向きを合わせるのが面倒だった)ので、高輝度の緑LEDを使用
・フタを閉めるとほぼ壊さない限り開けることが不可能なのでファームの入れ替えにBootloaderを使用
Bootloaderについてはこの記事を参考にしてもらうとして、Bootloader対応にした回路図は以下のとおり。

usbmidiv2

Bootloaderに対応したと言いながら切替用のスイッチはどこにあるんじゃーー?と言いたいかもしれない。いっそのことどっかにタクトスイッチつけて、穴開けてリセットピンで押しながらUSB接続なんて方法も考えたのだが、なんとなく普通すぎてつまんなかったのでMIDI端子を使用する方式にした。つまり、2番ピンと3番ピンをショートさせながらUSB接続するとBootloaderモードになる。3番ピンはNCにするようにMIDI規格では定義されているので規格からは外れるが、他のMIDI機器はNCのはずなのでワガママを通させてもらうw ファームウエアアップデート用のキーコネクタとか作って差し込んでアップデートとか想像するだけで萌えるw
結局はピンセットか何かでショートさせながらUSB接続するんだろうけどな・・・

基板はラムネケースにピッタリはまるように大きさを整えて製作。コンデンサは1μのチップコンを使用。DINコネクタとの配線は空中配線になるので熱収縮チューブで保護。特段難しい加工はなく基板は完成する。

IMG_8428

ケースに入れてフタを閉めると2度と開けることはできなくなるので、この段階で異常がないことを確認する。Bootloaderが機能しなくなるとファームのアップデートができなくなるので重要。

ちなみにBootloader込みの新ファームウエアはこれ(usbmidi145x_110BL)。いつものように拡張子をHEXにしてからPICkit3などで書き込む。次からはUSB-Bootloader経由でファームウエアのアップデートができる。このHEXは、スタンドアロンでもBootloaderからでも書き込める。さらに、F1454でも55でも59でも使えるのでお試しあれ。商売にしなければご自由にどうぞ!

ということで緊張しながらフタを奥まで押し込む。計算通りならマイクロUSBコネクタがピッタリ底板にくっつくはず!OK!ということでめでたく完成!

IMG_8439

img_8440.jpg

拡大すると1カ所だけフチがヘロヘロだったw

 

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