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PICのICSPとI2Cは同居できるか?(その後)


前回、同居できることは確認したので調子に乗っていろいろなデバイスをぶら下げつつ、最適なプルアップ抵抗値を実験によって調べてみた。

ということで、実際にぶら下げてみたのは、ストロベリーリナックスのI2CのLCDであるSB1602BとEEPROMと秋月で売っているリアルタイムクロックのRTC-8564NBの3つ。プログラムでは、まずEEPROMに16バイト書き込み、RTCを初期化(時刻をセット)し、その後EEPROMを読み出しつつ、RTCから時刻を読み出し、LCDに表示するというもの。アクセスを一定時間繰り返して、エラーとなった回数をチェックしてみた。

その結果がこれ。実験には結構時間がかかった(まぁずっと見ているわけではないので問題はないのだがw)ので、もうしたくないって感じ。

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PICのICSPとI2Cは同居できるか?PICkit2でもPICkit3でもいけるぞ!


PICマイコンを使用して製作するとき、私の作る物はほとんどがICSPのDATとCLKにLCDを2線シリアルにしたものを並列接続して使っているのだが、先日、ストロベリーリナックスのI2CのLCD(SB1602B)を手に入れたので、邪道だとも思いつつ、ICSPと同時使用できるかどうか試してみた。

まずはPICkit2の回路図を眺めてみる。ふむふむ、DATとCLKには4.7kのプルダウンがついているのねん。ふむふむ。うー?

I2CラインとICSPラインを共有化して使用する場合、I2Cではプルアップ抵抗が必要であるのに、PICkit2のDAT,CLKラインにぶら下がっているこの4.7kΩのプルダウン抵抗がじゃまになってしまう。
仕方が無いので最適なプルアップ抵抗の値を求めてみることにする。あきらめないことが大事w 続きを読む

PICkit2付属のボードで18ピンPICに書き込むアダプター


PICkit2スターターキットに付属しているLowPinCountデモボードでは、8ピン、14ピン、20ピンのPICを書き込むアダプターとしても使えて便利がいいのだが、肝心のF84系のF628やF88,F819といった18ピンPICには対応していない。

そこで、ボードの右側にある14ピンのピンソケットにアダプターを刺すことで18ピンPICに対応できそうだったのでやってみた。

18ピンPICに書き込むための信号線をつないでやればいいだけなので、回路は次のように簡単。

これをL型ピンヘッダに直接配線し、次のようになる

ホットボンドで保護しておけば安心!

ZIFソケットをつけておくと大量書き込みでもOK!

 

実は、このアダプタをつけたままでも8,14,20ピンのPICも焼けるが、ピンヘッダなので抜いてしまえば元に戻せるところがいい。

ちなみに焼いている時はLEDがチカチカするけど、これは仕様と言うことで・・・w